M 5.8, 震源地:日向灘, 深さ ごく浅い, 2025/08/17 06:13頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2025/08/17 06:18:53)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
4
宮崎県宮崎市 400,000 46
4
宮崎県延岡市 130,000 68
3
宮崎県都城市 160,000 85
3
宮崎県西都市 31,000 48
3
宮崎県小林市 46,000 87
3
宮崎県児湯郡高鍋町 21,000 40
3
宮崎県日向市 62,000 54
3
宮崎県日南市 54,000 66
3
熊本県八代市 130,000 134
3
熊本県阿蘇市 27,000 129
3
熊本県熊本市南区 130,000 139
3
鹿児島県鹿屋市 100,000 120
3
熊本県宇城市 60,000 135
3
大分県佐伯市 72,000 107
3
鹿児島県霧島市 130,000 111
3
熊本県玉名市 67,000 163
3
鹿児島県曽於市 37,000 91
3
鹿児島県志布志市 31,000 98
3
鹿児島県姶良市 75,000 124
3
鹿児島県鹿児島市 600,000 134
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
全国 2,000
宮崎県 2,000
  宮崎県宮崎市 2,000
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1〜999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1498 日向灘 7.0〜7.5 九州で山崩れ,地裂け泥湧出.民屋はすべてこわれ死多数.伊予で地変.同日畿内に地震,被害はなかったらしい.同じ地震であれば震域が広く,震央に変更が必要.
1662 日向・大隅 7.5〜7.8 日向灘沿岸に被害.城の破損,潰家多く,死者があった.山崩れ,津波を生じ,宮崎県沿岸7ヶ村周囲7里35町の地が陥没して海となった.日向灘の地震の中でも特に被害が大きかった.
1769 日向・豊後・肥後 7.8 延岡城・大分城で被害多く,寺社・町屋の破損が多かった.熊本領内でも被害が多く,宇和島で強く感じた.津波があった.
1899 (03h 43m)宮崎県沖 7.1 宮崎・大分で家屋が小破し,土蔵が倒潰した.大分では2回目の方が強かった.
1909 宮崎県西部 7.6 宮崎市付近で被害が大きく,宮崎・大分・鹿児島・高知・岡山・広島・熊本の各県に被害があった.家屋全潰4.大きなやや深発地震で,深さ約150km.従来,日向灘とされていたもの.
1931 日向灘 7.1 宮崎県で家屋全潰4,死1.鹿児島県で家屋全潰1.室戸で津波85cm.
1939 日向灘 6.5 大分県沿岸で小被害,宮崎県で死1.小津波があった.
1941 日向灘 7.2 大分・宮崎・熊本の各県で被害があり,死2,家屋全壊27.九州東岸・四国西岸に津波があり,波高は最大1m.
1961 日向灘 7.0 宮崎・鹿児島両県で死2,建物全壊3.九州から中部の沿岸に津波,波高は最高50cm.
1968 日向灘 (1968年日向灘地震) 7.5 高知・愛媛で被害多く,死1,傷15,住家全壊1,半壊2,道路損壊18など.小津波があった.
1987 日向灘 6.6 死1,傷6のほか,建物・道路などに被害があった.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布