M 4.8, 震源地:大分県西部, 深さ ごく浅い, 2025/08/07 08:47頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2025/08/07 08:58:03)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
4
熊本県阿蘇郡小国町 7,200 12
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1831 肥前 6.1 佐賀城の石垣崩れ,侍屋敷・町郷に破損多く,潰家もあった.
1844 肥後北部 不明 28日まで地震が多く,久住北里で特に強かった.杖立村で落石により百姓屋崩れる.
1848 筑後 5.9 柳川で家屋の倒潰があった.
1848 熊本 不明 熊本城内で石垣を損じ,座敷などの壁が落ちた.
1854 伊予西部・豊後 7.3〜7.5 南海地震の被害と区別が難しい.伊予大洲・吉田で潰家があった.鶴崎で倒れ屋敷100,土佐でも強く感じた.
1889 熊本県西部 6.3 熊本市を中心に半径約20kmの範囲に被害があり,県全体で全潰239,死20.橋の落下や破損が多かった.
1909 宮崎県西部 7.6 宮崎市付近で被害が大きく,宮崎・大分・鹿児島・高知・岡山・広島・熊本の各県に被害があった.家屋全潰4.大きなやや深発地震で,深さ約150km.従来,日向灘とされていたもの.
1939 日向灘 6.5 大分県沿岸で小被害,宮崎県で死1.小津波があった.
1975 熊本県阿蘇地方 6.1 阿蘇山外輪山内にある一の宮町三野地区に被害が集中した.熊本県で傷10,建物全壊16,半壊17,道路損壊12,山崩れ15.
1975 大分県西部 6.4 傷22,住家全壊58,半壊93,道路被害182など.
2016 熊本県熊本地方 (熊本地震) 7.3・6.5 右横ずれ断層型地殻内地震(深さ12km).布田川および日奈久断層帯で発生.長さ30km以上の領域で地表地震断層が現れた.死50(ほかに関連死45),傷2245,住家全壊8147,半壊29008(2016年8月26日現在),最大震度7(熊本県益城町(2回)・西原町).
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布