M 3.8, 震源地:秋田県内陸南部, 深さ約10km
2025/07/03 07:33頃発生
(気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2025/07/03 07:43:32)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度
頻度分布
1
2
3
4
5
-
5
+
6
-
6
+
7
市区町村名
全て表示
全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
3
秋田県大仙市 83,000 8
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1894 山形県北西部 (庄内地震) 7.0 被害は主として庄内平野に集中した.山形県下で全潰3858,半潰2397,全焼2148,死726.
1896 秋田県東部 (陸羽地震) 7.2 秋田県の仙北郡・平鹿郡,岩手県の西和賀郡・稗貫郡で被害が大きく,両県で全潰5792,死209.川舟断層・千屋断層を生じた.
1900 宮城県北部 7.0 遠田郡で最も激しく,県全体で死傷17,家屋全潰44,半潰48,破損1474.
1914 秋田県南部 (仙北地震) 7.1 仙北郡で最もひどく,全体で死94,家屋全潰640.地割れや山崩れが多かった.
1914 秋田県南部 6.1 前の地震の最大余震.沼館町で家屋全潰数戸.
1939 秋田県沿岸北部 (男鹿地震) 6.8 2分後にもM6.7の地震があった.半島頸部で被害があり,死27,住家全潰479など.軽微な津波があった.半島西部が最大44cm隆起した.
1955 秋田県沿岸北部 (二ツ井地震) 5.9 被害は二ツ井町・響村に限られ,傷4,住家半壊3,非住家全壊1,半壊310など.
1962 宮城県北部 (宮城県北部地震) 6.5 瀬峰付近を中心とする径40kmの範囲に被害が集中した.死3,住家全壊340,半壊1114.橋梁・道路・鉄道の被害が多かった.
1970 岩手県内陸南部 6.2 傷6,住家半壊20,一部破損446,全焼1,山崖崩れ19などの被害があった.
2008 岩手県内陸南部 (岩手・宮城内陸地震) 7.2 岩手・宮城県境付近の山間地での逆断層型地殻内地震(深さ8km).死17,不明6,傷426,住家全壊30,半壊146(2010年6月現在).最大震度6強(岩手県1市,宮城県1市)や4000ガル以上の加速度などが観測されたが,建物被害よりも地すべりなどの斜面災害が目立った.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛