M 4.5, 震源地:岐阜県飛騨地方, 深さ約10km, 2025/05/29 15:29頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2025/05/29 15:39:13)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
4
岐阜県高山市 92,000 16
3
岐阜県郡上市 42,000 41
3
岐阜県飛騨市 24,000 28
3
岐阜県下呂市 34,000 22
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
全国 1,000未満
岐阜県 1,000未満
  岐阜県高山市 1,000未満
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1〜999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1900 福井県中部 5.8 鯖江町・吉川村で被害が最も多かった.県全体で家屋全潰2,半潰10,破損488など.
1918 長野県北部 (大町地震) 6.1 震害があったのは大町および付近の村で,家屋全潰6,半潰破損2852,非住家全潰16.2回目の方が強かった.大町を中心に15cmほどの土地の隆起があった.
1930 石川県西方沖 6.3 片山津で死1.ほかでは煙突破損等小被害,砂丘による崖崩れなど.
1933 能登半島沖 6.0 石川県鹿島郡で死3,家屋倒潰2,破損143,ほかの被害があった.富山県でも傷2.
1941 長野県北部 6.1 長野市北東の村々に被害があり,死5,住家全壊29,半壊115,非住家全壊48.
1948 福井県嶺北地方 (福井地震) 7.1 被害は福井平野およびその付近に限られ,死3769,家屋全壊36184,半壊11816,焼失3851,土木構築物の被害も大きかった.南北に地割れの連続としての断層(延長約25km)が生じた.
1961 石川県加賀地方 (北美濃地震) 7.0 福井・岐阜・石川3県に被害があった.死8,家屋全壊12,道路損壊120,山崩れ99.
1969 岐阜県美濃中西部 6.6 死1,傷10,住家一部破損86.崖崩れが多かった.
1984 長野県南部 (長野県西部地震) 6.8 王滝村に大きな被害をもたらした.死29,傷10,住家全壊・流失14,半壊73,一部破損565,道路損壊258など.死者および建物流出は主として王滝川・濁川の流域などに発生した大規模な崖崩れと土石流によるものである.
2011 長野県中部 5.4 東北地方太平洋沖地震の遠方誘発地震で横ずれ断層型地殻内地震(深さ4km).牛伏寺断層の近傍で発生した.死1,傷17,住家半壊24(長野県による).最大震度は5強(長野県松本市).
2014 長野県北部 6.7 逆断層型地殻内地震(深さ5km).糸魚川-静岡構造線断層帯の北部部分で発生したと考えられる.住家全壊77,半壊137(2015年1月5日現在).最大震度6弱(長野県長野市・小谷村・小川村).
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布