M 5.6, 震源地:浦河沖, 深さ約50km, 2025/05/23 06:28頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2025/05/23 06:34:29)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
4
北海道浦河郡浦河町 13,000 30
3
北海道釧路市 170,000 183
3
北海道中川郡幕別町 27,000 124
3
北海道日高郡新ひだか町 23,000 56
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1763 陸奥八戸 (宝暦の八戸沖地震) 7.3 前年12月の地震以来震動とまらず,この日強震.建物の被害が多かった.
1763 陸奥八戸 7.0 城の塀倒れ,御朱印蔵の屋根破損.
1856 日高・胆振・渡島・津軽・南部 (安政の八戸沖地震) 7.5 震害は少なかったが,津波が三陸及び北海道の南岸を襲った.南部藩で流失93,潰106,溺死26,八戸藩でも死3など.余震が多かった.1968年十勝沖地震に津波の様子がよく似ており,もう少し海溝寄りの地震かもしれない.
1915 十勝沖 7.0 芽室村字美生村と戸蔦村で家屋倒潰,死各1.
1945 青森県東方沖 7.1 青森県で家屋倒壊2,死2.八戸などで微小被害,津波全振幅35cm.
1952 釧路沖 (十勝沖地震) 8.2 北海道南部・東北北部に被害があり,津波が関東地方に及ぶ.波高は北海道で3m前後,三陸沿岸で1〜2m.死28,不明5,家屋全壊815,半壊1324,流失91.
1970 十勝支庁南部 6.7 傷32,住家全壊2,半壊7,一部破損139などの被害があった.
1982 浦河沖 (浦河沖地震) 7.1 被害は浦河・静内に集中したが,札幌などでも微小被害が報告されている.傷167,建物全壊9,半壊16,一部破損174,鉄軌道被害45.小津波があった.
2003 釧路沖 (十勝沖地震) 8.0 太平洋プレート上面の逆断層型プレート境界地震で1952年とほぼ同じ場所.死1,不明1,傷849,住家全壊116,半壊368.最大震度6弱(道内9町村),北海道および本州の太平洋岸に最大4m程度の津波.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布