M 6.0, 震源地:大隅半島東方沖, 深さ約40km, 2025/04/02 23:04頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2025/04/02 23:08:59)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
4
宮崎県串間市 19,000 57
4
宮崎県日南市 54,000 67
4
宮崎県宮崎市 400,000 101
4
鹿児島県鹿屋市 100,000 74
4
鹿児島県志布志市 31,000 70
3
宮崎県都城市 160,000 90
3
宮崎県小林市 46,000 121
3
鹿児島県鹿児島市 600,000 111
3
鹿児島県曽於市 37,000 85
3
鹿児島県南さつま市 35,000 121
3
宮崎県北諸県郡三股町 26,000 88
3
鹿児島県霧島市 130,000 108
3
鹿児島県指宿市 42,000 87
3
熊本県熊本市南区 130,000 205
3
宮崎県児湯郡高鍋町 21,000 125
3
鹿児島県姶良市 75,000 115
3
宮崎県西都市 31,000 123
3
鹿児島県いちき串木野市 29,000 141
3
鹿児島県伊佐市 27,000 144
3
鹿児島県薩摩川内市 96,000 145
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
全国 5,000 1,000未満
宮崎県 5,000 1,000未満
  宮崎県日南市 1,000未満
  宮崎県串間市 2,000 1,000未満
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1〜999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1662 日向・大隅 7.5〜7.8 日向灘沿岸に被害.城の破損,潰家多く,死者があった.山崩れ,津波を生じ,宮崎県沿岸7ヶ村周囲7里35町の地が陥没して海となった.日向灘の地震の中でも特に被害が大きかった.
1893 鹿児島県南部 5.3 知覧村付近で強く,家屋・土蔵・石垣・堤防など破損.近くの村々でも被害.倒家2.
1899 (03h 43m)宮崎県沖 7.1 宮崎・大分で家屋が小破し,土蔵が倒潰した.大分では2回目の方が強かった.
1914 鹿児島県中部 (桜島地震) 7.1 桜島の噴火で発生した地震.鹿児島市で住家全倒39,死13,鹿児島郡で死22余.小津波があった.
1931 日向灘 7.1 宮崎県で家屋全潰4,死1.鹿児島県で家屋全潰1.室戸で津波85cm.
1939 日向灘 6.5 大分県沿岸で小被害,宮崎県で死1.小津波があった.
1961 日向灘 7.0 宮崎・鹿児島両県で死2,建物全壊3.九州から中部の沿岸に津波,波高は最高50cm.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布