M 6.0, 震源地:佐渡付近, 深さ約10km, 2024/01/09 17:59頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度5弱 (*)

解析開始時点(2024/01/09 18:09:43)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
5弱
新潟県長岡市 280,000 105
4
新潟県新潟市西区 140,000 102
4
新潟県佐渡市 60,000 51
4
新潟県上越市 200,000 92
4
新潟県新潟市秋葉区 63,000 116
4
石川県七尾市 58,000 120
4
新潟県三条市 100,000 106
4
新潟県柏崎市 87,000 88
4
新潟県新潟市中央区 260,000 108
4
新潟県新潟市西蒲区 51,000 96
3
富山県射水市 89,000 145
3
新潟県燕市 80,000 98
3
新潟県新潟市東区 120,000 113
3
新潟県新潟市北区 69,000 124
3
新潟県新潟市江南区 67,000 113
3
富山県富山市 450,000 143
3
新潟県十日町市 55,000 120
3
長野県長野市 390,000 143
3
富山県高岡市 170,000 144
3
福島県会津若松市 130,000 192
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
全国 2,000
新潟県 1,000
  新潟県長岡市 1,000未満
  新潟県見附市 1,000未満
  新潟県上越市 1,000未満
石川県 1,000
  石川県珠洲市 1,000未満
  石川県鳳珠郡能登町 1,000未満
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1〜999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1802 佐渡 6.5〜7.0 巳刻の地震で微小被害,未刻の地震は大きく,佐渡3郡全体で焼失328,潰家732,死19.島の西南海岸が最大2m強隆起した.鶴岡で強く感じ,米沢・江戸・日光・高山・秋田・弘前で有感.
1828 越後 6.9 激震地域は信濃川流域の平地.三条・見付・今町・与板などで被害が大きかった.武者によると全体で全潰9808,焼失1204,死1443であるが,実際はもっと多かったらしい.地割れから水や砂の噴出がみられたり,流砂現象がみられた.
1847 越後頸城郡 6.5 善光寺地震の被害と区別できないところが多い.潰家・大破ならびに死傷があった.地割れを生じ,泥を噴出し,田畑が埋没したところもあった.
1886 新潟県南部 5.3 家屋倒潰,道路・石垣破損,山崩れなどの小被害.上高井地方で前震があった.
1896 石川県北岸 5.7 蛸島村で土蔵倒潰2,家屋破壊15.禄剛崎燈台破損.
1927 新潟県中越地方 (関原地震) 5.2 局部的強震.傷2,家屋半潰23.宮本村の田圃内に石油ガス噴出口を生じた.
1933 能登半島沖 6.0 石川県鹿島郡で死3,家屋倒潰2,破損143,ほかの被害があった.富山県でも傷2.
1961 新潟県中越地方 5.2 典型的な局地地震で,被害は直径2kmの範囲に集中した.死5,住家全壊220,半壊465.
2007 新潟県上中越沖 (新潟県中越沖地震) 6.8 新潟県沿岸海域の逆断層型地殻内地震(深さ17km).2004年中越地震に近いが余震活動は不活発.震源域内の原子力発電所が被災した初めての例.死15,傷2346,住家全壊1331,半壊5710.最大震度6強(新潟県3市村,長野県1町),地盤変状・液状化なども目立った.日本海沿岸で最大35cm(柏崎)の津波.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2022年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布