M 4.6, 震源地:浦河沖, 深さ約70km
2023/12/27 07:54頃発生
(気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2023/12/27 08:04:42)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5
-
5
+
6
-
6
+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
-
大阪府箕面市 130,000 985
3
北海道勇払郡安平町 8,200 103
3
北海道日高郡新ひだか町 23,000 49
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
全国
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
全国
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
全国
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
全国
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
  大阪府箕面市        
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1?999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2022年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布

震源域付近で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1677 陸中・陸奥 (延宝の三陸沖地震) 7.9 八戸・盛岡在に家具破損等の震害があった.三陸一帯に津波があった.宮古代官所管内で流失家屋35.余震が多かった.1968年十勝沖地震と似ている.
1763 陸奥八戸 7.4 11月初めより地震があり,この日大地震.寺院・民家が破損した.平館で家潰1,死3.函館でも強く感じた.津波があり,余震が多かった.1968年十勝沖地震と似ているので,もっと沖の大きな地震かもしれない.
1763 陸奥八戸 (宝暦の八戸沖地震) 7.3 前年12月の地震以来震動とまらず,この日強震.建物の被害が多かった.
1763 陸奥八戸 7.0 城の塀倒れ,御朱印蔵の屋根破損.
1856 日高・胆振・渡島・津軽・南部 (安政の八戸沖地震) 7.5 震害は少なかったが,津波が三陸及び北海道の南岸を襲った.南部藩で流失93,潰106,溺死26,八戸藩でも死3など.余震が多かった.1968年十勝沖地震に津波の様子がよく似ており,もう少し海溝寄りの地震かもしれない.
1945 青森県東方沖 7.1 青森県で家屋倒壊2,死2.八戸などで微小被害,津波全振幅35cm.
1970 十勝支庁南部 6.7 傷32,住家全壊2,半壊7,一部破損139などの被害があった.
1982 浦河沖 (浦河沖地震) 7.1 被害は浦河・静内に集中したが,札幌などでも微小被害が報告されている.傷167,建物全壊9,半壊16,一部破損174,鉄軌道被害45.小津波があった.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛