M 5.3, 震源地:神奈川県西部, 深さ約10km, 2024/08/09 19:57頃発生 (気象庁発表)   北海道登別市

震度の分布 最大観測震度5弱 (*)

解析開始時点(2024/08/09 20:00:24)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
-
北海道登別市 50,000 796
5弱
神奈川県厚木市 220,000 15
4
神奈川県小田原市 190,000 15
4
埼玉県所沢市 340,000 50
4
神奈川県秦野市 170,000 3
4
神奈川県平塚市 260,000 15
4
神奈川県相模原市緑区 170,000 25
4
神奈川県横浜市旭区 250,000 32
4
東京都町田市 430,000 27
3
東京都八王子市 580,000 31
3
東京都小金井市 120,000 43
3
東京都青梅市 140,000 43
3
静岡県富士宮市 130,000 56
3
神奈川県横浜市中区 150,000 40
3
山梨県甲府市 190,000 64
3
埼玉県さいたま市大宮区 120,000 68
3
神奈川県鎌倉市 180,000 32
3
神奈川県藤沢市 420,000 27
3
神奈川県川崎市川崎区 220,000 47
3
埼玉県春日部市 230,000 81
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
  北海道登別市
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
  北海道登別市
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
全国
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
全国
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
  北海道登別市
全国 500,000 10,000
神奈川県 500,000 10,000
  神奈川県横浜市旭区 1,000未満
  神奈川県横浜市瀬谷区 5,000
  神奈川県相模原市南区 1,000未満
  神奈川県平塚市 5,000
  神奈川県藤沢市 1,000
  神奈川県小田原市 50,000
  神奈川県秦野市 50,000 1,000
  神奈川県厚木市 100,000 1,000未満
  神奈川県大和市 50,000
  神奈川県伊勢原市 2,000
  神奈川県海老名市 100,000 5,000
  神奈川県座間市 50,000
  神奈川県南足柄市 1,000
  神奈川県綾瀬市 20,000
  神奈川県足柄上郡大井町 20,000
  神奈川県足柄上郡松田町 10,000 5,000
  神奈川県足柄上郡山北町 1,000
  神奈川県足柄上郡開成町 20,000 1,000未満
山梨県 10,000 1,000未満
  山梨県都留市 1,000
  山梨県大月市 5,000
  山梨県南都留郡道志村 1,000 1,000未満
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1?999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

震源域付近で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1935 静岡県中部 (静岡地震) 6.4 静岡・清水に被害が多く,死9,住家全潰363,非住家全潰451.清水港で岸壁・倉庫が大破,道路・鉄道に被害があった.
1936 新島・神津島近海 6.3 新島・式根島で死3,民家全潰39,半潰473.崖崩れが多く,26日頃から前震があった.
1957 新島・神津島近海 6.0 新島・式根島で石造家屋に被害(全壊2)があった.6日頃より前震.
1965 静岡県中部 (1965年静岡地震) 6.1 死2,傷4,住家一部破損9.清水平野北部で被害が大きかった.
1974 伊豆半島南方沖 (伊豆半島沖地震) 6.9 伊豆半島南端に被害.死30,傷102,家屋全壊134,半壊240,全焼5.御前崎などに小津波.
1978 伊豆大島近海 (伊豆大島近海地震) 7.0 死25,傷211,住家全壊96,半壊616,道路損壊1141,崖崩れ191.前震が活発で,当日午前,気象庁から地震情報が出されていた.伊豆半島で被害が大きく,翌15日の最大余震(M5.8)でも伊豆半島西部にかなりの被害が出た.
1980 伊豆半島東方沖 6.7 群発地震の最中の最大地震.伊豆半島で家屋全壊1,一部破損17,傷7などの被害.神奈川でも傷1などの被害があった.
1983 山梨県東部 6.0 丹沢山地で落石があり,死1,傷8.山梨・神奈川・東京・静岡の各県で傷合計33,家屋全半壊2.
2009 駿河湾 6.5 横ずれ成分を含む逆断層型スラブ内地震(深さ23km).初めて東海地震観測情報が出されたが,東海地震には結びつかないと判定された.死1,傷319,住家全壊0,半壊6 (2010年3月現在).最大震度6弱(静岡県4市)で,家具などによる負傷が多かった.最大0.4m(御前崎)の津波.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布