M 4.3, 震源地:福井県嶺北, 深さ約10km, 2025/08/25 01:44頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2025/08/25 01:54:42)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
3
福井県今立郡池田町 2,600 11
3
福井県越前市 82,000 16
3
福井県丹生郡越前町 22,000 25
3
岐阜県揖斐郡揖斐川町 22,000 41
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1891 岐阜県西部 (濃尾地震) 8.0 仙台以南の全国で地震を感じた.わが国の内陸地震としては最大のもの.建物全潰14万余,半潰8万余,死7273,山崩れ1万余.根尾谷を通る大断層を生じ,水鳥で上下に6m,水平に2mずれた.1892年1月3日,9月7日,94年1月10日の余震でも家屋破損などの被害があった.
1900 福井県中部 5.8 鯖江町・吉川村で被害が最も多かった.県全体で家屋全潰2,半潰10,破損488など.
1909 滋賀県東部 (江濃(姉川)地震) 6.8 虎姫付近で被害が最大.滋賀・岐阜両県で死41,住家全潰978.姉川河口の湖底が数十m深くなった.
1930 石川県西方沖 6.3 片山津で死1.ほかでは煙突破損等小被害,砂丘による崖崩れなど.
1948 福井県嶺北地方 (福井地震) 7.1 被害は福井平野およびその付近に限られ,死3769,家屋全壊36184,半壊11816,焼失3851,土木構築物の被害も大きかった.南北に地割れの連続としての断層(延長約25km)が生じた.
1952 石川県西方沖 (大聖寺沖地震) 6.5 福井・石川両県で死7,家屋半壊4など.山崩れや道路の亀裂などもあった.
1961 石川県加賀地方 (北美濃地震) 7.0 福井・岐阜・石川3県に被害があった.死8,家屋全壊12,道路損壊120,山崩れ99.
1963 福井県沖 (越前岬沖地震) 6.9 敦賀・小浜間に小被害があった.住家全壊2,半壊4など.
1969 岐阜県美濃中西部 6.6 死1,傷10,住家一部破損86.崖崩れが多かった.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2024年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布