M 4.9, 震源地:茨城県沖, 深さ約50km, 2020/01/14 13:25頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2020/01/14 13:36:14)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
3
茨城県那珂郡東海村 38,000 51
3
茨城県高萩市 29,000 70
3
茨城県笠間市 70,000 59
3
福島県田村市 37,000 152
3
茨城県日立市 210,000 59
3
茨城県ひたちなか市 150,000 46
3
茨城県鉾田市 47,000 35
3
茨城県水戸市 310,000 48
3
茨城県北茨城市 43,000 79
3
茨城県常陸大宮市 43,000 65
3
茨城県行方市 34,000 38
3
茨城県神栖市 98,000 31
3
茨城県稲敷市 41,000 54
3
茨城県潮来市 26,000 35
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1710 磐城 6.5 平(いわき)で城などに被害.江戸で天水ひるがえるほど.
1756 銚子 5.5〜6.0 蔵にいたみがあった.酒・醤油の桶を揺り返し,石塔倒れる.江戸・八王子・日光で有感.
1801 上総 不明 久留里城の塀など破損,民家の潰れるもの多かった.江戸で有感.
1895 茨城県南部 7.2 北海道・四国・中国の一部まで地震を感じた.被害範囲は関東東半分.全潰53(家屋43,土蔵10),死6.
1915 房総半島 6.0 下香取郡万才村・長生郡西村・その他で崖崩れがあり,傷5,人家・物置の潰れがあった.群発地震で,12日から地震が続いていた.
1921 茨城県南部 (竜ケ崎地震) 7.0 千葉・茨城県境付近に家屋破損・道路亀裂などの小被害があった.従来,竜ケ崎付近の地震とされていたもの.
1938 茨城県沖 7.0 小名浜付近の沿岸と福島・郡山・白川・若松付近に被害があった.福島県で家屋の被害250など.茨城県磯原で土蔵倒壊1.小津波があった.
1987 千葉県東方沖 6.7 千葉県を中心に被害があり,死2,傷161.住家全壊16,一部破損7万余のほか,道路などにもかなりの被害があった.
2011 福島県浜通り 7.0 東北地方太平洋沖地震の周辺誘発地震で正断層型地殻内地震(深さ6km).井戸沢断層の近傍で地表地震断層が現れた.死4,傷10(2016年3月現在).最大震度は6弱(福島県3市町村,茨城県1市).
2012 千葉県東方沖 6.1 東北地方太平洋沖地震の周辺誘発地震で正断層型地殻内地震(深さ15km).死1,傷1.最大震度は5強(茨城県神栖市,千葉県銚子市).
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2019年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布