M 5.2, 震源地:釧路沖, 深さ約50km, 2019/04/15 05:28頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2019/04/15 05:39:02)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
3
北海道厚岸郡浜中町 6,500 66
3
北海道釧路市 180,000 68
3
北海道釧路郡釧路町 20,000 65
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1894 根室沖 7.9 根室・厚岸で家屋・土蔵に被害.死1,家屋潰12,津波は宮古4.0m,大船渡1.5mなど.
1938 釧路支庁北部 (屈斜路湖地震) 6.1 家屋倒潰5,死1.屈斜路湖付近で小被害.
1952 釧路沖 (十勝沖地震) 8.2 北海道南部・東北北部に被害があり,津波が関東地方に及ぶ.波高は北海道で3m前後,三陸沿岸で1〜2m.死28,不明5,家屋全壊815,半壊1324,流失91.
1959 釧路支庁北部 (弟子屈地震) 6.3 後のもので被害が生じた.弟子屈町・阿寒町・阿寒湖畔で被害が多く,煙突の倒壊・破損が多かった.建物全壊2.
1961 釧路沖 7.2 釧路付近で家屋の一部破損11,木橋全壊1,その他小被害.
1962 十勝沖 7.1 十勝川流域・釧路方面に被害が多かった.建物半倒壊2,その他の小被害があった.
1973 根室半島南東沖 (根室半島沖地震) 7.4 根室・釧路地方に被害.全体で傷26,家屋全壊2,一部破損1.小津波があり,波高は花咲で2.8m,浸水275,船舶流失沈没10.また,6月24日の余震(M7.1)で傷1,家屋一部破損2.小津波があった.津波の規模[0]
1993 釧路沖 (釧路沖地震) 7.5 わが国では11年ぶりの震度6を釧路で記録,死2,傷967,建物や道路の被害もあった.北海道の下に沈み込む太平洋プレートの内部で発生した深さ約100kmの地震で,この型の地震としては例外的に規模が大きかった.
2003 釧路沖 (十勝沖地震) 8.0 太平洋プレート上面の逆断層型プレート境界地震で1952年とほぼ同じ場所.死1,不明1,傷849,住家全壊116,半壊368.最大震度6弱(道内9町村),北海道および本州の太平洋岸に最大4m程度の津波.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2018年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布