M 4.1, 震源地:静岡県中部, 深さ約20km, 2019/02/08 06:34頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2019/02/08 06:44:23)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
3
静岡県静岡市清水区 250,000 22
3
静岡県富士宮市 130,000 20
3
静岡県静岡市葵区 260,000 25
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1965 静岡県中部 (1965年静岡地震) 6.1 死2,傷4,住家一部破損9.清水平野北部で被害が大きかった.
1974 伊豆半島南方沖 (伊豆半島沖地震) 6.9 伊豆半島南端に被害.死30,傷102,家屋全壊134,半壊240,全焼5.御前崎などに小津波.
1978 伊豆大島近海 (伊豆大島近海地震) 7.0 死25,傷211,住家全壊96,半壊616,道路損壊1141,崖崩れ191.前震が活発で,当日午前,気象庁から地震情報が出されていた.伊豆半島で被害が大きく,翌15日の最大余震(M5.8)でも伊豆半島西部にかなりの被害が出た.
1980 伊豆半島東方沖 6.7 群発地震の最中の最大地震.伊豆半島で家屋全壊1,一部破損17,傷7などの被害.神奈川でも傷1などの被害があった.
1983 山梨県東部 6.0 丹沢山地で落石があり,死1,傷8.山梨・神奈川・東京・静岡の各県で傷合計33,家屋全半壊2.
1984 長野県南部 (長野県西部地震) 6.8 王滝村に大きな被害をもたらした.死29,傷10,住家全壊・流失14,半壊73,一部破損565,道路損壊258など.死者および建物流出は主として王滝川・濁川の流域などに発生した大規模な崖崩れと土石流によるものである.
2009 駿河湾 6.5 横ずれ成分を含む逆断層型スラブ内地震(深さ23km).初めて東海地震観測情報が出されたが,東海地震には結びつかないと判定された.死1,傷319,住家全壊0,半壊6 (2010年3月現在).最大震度6弱(静岡県4市)で,家具などによる負傷が多かった.最大0.4m(御前崎)の津波.
2011 長野県中部 5.4 東北地方太平洋沖地震の遠方誘発地震で横ずれ断層型地殻内地震(深さ4km).牛伏寺断層の近傍で発生した.死1,傷17,住家半壊24(長野県による).最大震度は5強(長野県松本市).
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2018年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布