M 6.0, 震源地:千葉県東方沖, 深さ約50km, 2018/07/07 20:23頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2018/07/07 20:27:46)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
4
千葉県勝浦市 20,000 26
4
千葉県市原市 280,000 62
4
神奈川県横浜市旭区 250,000 104
4
千葉県木更津市 130,000 69
3
千葉県浦安市 170,000 88
3
千葉県佐倉市 170,000 77
3
千葉県千葉市緑区 120,000 64
3
千葉県千葉市中央区 200,000 71
3
千葉県千葉市美浜区 150,000 77
3
神奈川県厚木市 220,000 118
3
神奈川県川崎市川崎区 220,000 94
3
埼玉県春日部市 240,000 123
3
東京都町田市 430,000 115
3
茨城県つくば市 210,000 114
3
東京都江東区 460,000 95
3
神奈川県藤沢市 410,000 104
3
東京都八王子市 580,000 132
3
埼玉県川口市 560,000 111
3
東京都中野区 320,000 108
3
千葉県柏市 400,000 102
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
全国 1,000未満
千葉県 1,000未満
  千葉県勝浦市 1,000未満
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1〜999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1880 横浜 5.5〜6.0 横浜で煙突の破損が多く,家屋の壁が落ちた.東京の被害は軽かった.この地震を機として日本地震学会が生まれた.
1884 東京付近 不明 多数の煙突が倒れ,煉瓦作りの壁に亀裂が入った.柱時計の70〜80%が止まった.
1894 東京都東部 (東京地震) 7.0 青森から中国・四国地方まで地震を感じた.東京・横浜の被害が大きかった.神田・本所・深川で全半壊多く,東京で死24.川崎・横浜で死7.鎌倉・浦和方面にも被害があった.
1895 茨城県南部 7.2 北海道・四国・中国の一部まで地震を感じた.被害範囲は関東東半分.全潰53(家屋43,土蔵10),死6.
1909 房総半島沖 6.7 あとの方が強く,横浜で煙突・煉瓦壁の崩壊などの被害があった.
1915 房総半島 6.0 下香取郡万才村・長生郡西村・その他で崖崩れがあり,傷5,人家・物置の潰れがあった.群発地震で,12日から地震が続いていた.
1921 茨城県南部 (竜ケ崎地震) 7.0 千葉・茨城県境付近に家屋破損・道路亀裂などの小被害があった.従来,竜ケ崎付近の地震とされていたもの.
1922 千葉県西岸 (浦賀水道地震) 6.8 東京湾沿岸に被害があり,東京・横浜で死各1.家屋・土蔵などに被害があった.
1987 千葉県東方沖 6.7 千葉県を中心に被害があり,死2,傷161.住家全壊16,一部破損7万余のほか,道路などにもかなりの被害があった.
2012 千葉県東方沖 6.1 東北地方太平洋沖地震の周辺誘発地震で正断層型地殻内地震(深さ15km).死1,傷1.最大震度は5強(茨城県神栖市,千葉県銚子市).
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2017年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布