M 5.9, 震源地:大阪府北部, 深さ約10km
2018/06/18 07:58頃発生
(気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度6弱 (*)

解析開始時点(2018/06/18 08:02:49)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度
頻度分布
1
2
3
4
5
-
5
+
6
-
6
+
7
市区町村名
全て表示
全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
6弱
大阪府高槻市 360,000 5
5強
大阪府豊中市 390,000 12
5強
大阪府四條畷市 56,000 7
5強
京都府亀岡市 92,000 23
5弱
大阪府大阪市東淀川区 170,000 9
5弱
大阪府大阪市北区 120,000 13
5弱
奈良県生駒市 120,000 15
5弱
兵庫県西宮市 480,000 24
5弱
京都府宇治市 190,000 20
4
奈良県奈良市 370,000 22
4
滋賀県大津市 340,000 33
4
兵庫県明石市 290,000 57
4
三重県四日市市 310,000 95
3
三重県津市 280,000 83
3
兵庫県加古川市 270,000 69
3
愛知県一宮市 380,000 122
3
岡山県岡山市北区 300,000 154
3
徳島県徳島市 270,000 125
3
兵庫県姫路市 540,000 83
3
愛知県豊田市 420,000 145
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
全国 10,000,000 5,000,000 1,000,000 200,000
京都府 1,000,000 500,000 50,000
京都府京都市伏見区 200,000 100,000 10,000
京都府八幡市 100,000 50,000 10,000
大阪府 5,000,000 5,000,000 1,000,000 200,000
大阪府大阪市東淀川区 200,000 200,000 50,000
大阪府大阪市淀川区 200,000 200,000 1,000未満
大阪府大阪市鶴見区 100,000 100,000
大阪府豊中市 500,000 200,000 50,000
大阪府吹田市 500,000 500,000 100,000
大阪府高槻市 500,000 500,000 500,000 200,000
大阪府守口市 200,000 200,000 100,000
大阪府枚方市 500,000 500,000 100,000 10,000
大阪府茨木市 200,000 200,000 200,000 100,000
大阪府寝屋川市 200,000 200,000 200,000
大阪府大東市 100,000 100,000
大阪府門真市 100,000 100,000 50,000
大阪府摂津市 100,000 100,000 100,000 1,000未満
大阪府東大阪市 500,000 200,000
大阪府三島郡島本町 20,000 20,000 20,000 1,000
兵庫県 2,000,000 500,000 1,000未満
兵庫県尼崎市 500,000 500,000 1,000未満
奈良県 500,000 50,000
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1〜999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2017年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1936 奈良県地方 (河内大和地震) 6.4 死9,住家全潰6,半潰53.地面の亀裂や噴砂・湧水現象も見られた.
1944 紀伊半島沖 (東南海地震) 7.9 静岡・愛知・三重などで合わせて死・不明1223,住家全壊17599,半壊36520,流失3129.遠く長野県諏訪盆地での住家全壊12などを含む.津波が各地に襲来し,波高は熊野灘沿岸で6〜8m,遠州灘沿岸で1〜2m.紀伊半島東岸で30〜40cm地盤が沈下した.
1948 紀伊水道 6.7 和歌山県西牟婁地方で被害が大きかった.死2,家屋倒壊60.道路・水道などに被害があった.
1952 奈良県地方 (吉野地震) 6.7 震源の深さ60km.和歌山・愛知・岐阜・石川各県にも小被害があった.死9,住家全壊20.春日大社の石灯籠1600のうち650倒壊.
1963 福井県沖 (越前岬沖地震) 6.9 敦賀・小浜間に小被害があった.住家全壊2,半壊4など.
1995 淡路島付近 (兵庫県南部地震) 7.3 活断層の活動によるいわゆる直下型地震.神戸,洲本で震度6だったが,現地調査により淡路島の一部から神戸市,芦屋市,西宮市,宝塚市にかけて震度7の地域があることが明らかになった.多くの木造家屋,鉄筋コンクリート造,鉄骨造などの建物のほか,高速道路,新幹線を含む鉄道線路なども崩壊した.被害は死6434,不明3,傷43792,住家全壊104906,半壊144274,全半焼7132,など.早朝であったため,死者の多くは家屋の倒壊と火災による.
2013 淡路島付近 6.3 逆断層型地殻内地震(深さ15km).1995年兵庫県南部地震の震源域に隣接していた.傷35,住家全壊8,半壊101,最大震度6弱(兵庫県淡路市).
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛