M 5.0, 震源地:豊後水道, 深さ約40km, 2018/02/19 03:31頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2018/02/19 03:42:03)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
4
大分県佐伯市 77,000 28
4
大分県豊後大野市 40,000 58
4
大分県大分市 470,000 66
4
愛媛県宇和島市 83,000 49
4
高知県宿毛市 23,000 49
4
愛媛県西予市 42,000 59
3
愛媛県八幡浜市 38,000 65
3
大分県竹田市 24,000 75
3
愛媛県南宇和郡愛南町 24,000 36
3
宮崎県延岡市 130,000 61
3
大分県由布市 34,000 78
3
大分県臼杵市 41,000 44
3
熊本県阿蘇市 28,000 100
3
愛媛県大洲市 47,000 74
3
大分県別府市 120,000 78
3
大分県国東市 32,000 85
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1854 伊予西部・豊後 7.3〜7.5 南海地震の被害と区別が難しい.伊予大洲・吉田で潰家があった.鶴崎で倒れ屋敷100,土佐でも強く感じた.
1899 (03h 43m)宮崎県沖 7.1 宮崎・大分で家屋が小破し,土蔵が倒潰した.大分では2回目の方が強かった.
1909 宮崎県西部 7.6 宮崎市付近で被害が大きく,宮崎・大分・鹿児島・高知・岡山・広島・熊本の各県に被害があった.家屋全潰4.大きなやや深発地震で,深さ約150km.従来,日向灘とされていたもの.
1931 日向灘 7.1 宮崎県で家屋全潰4,死1.鹿児島県で家屋全潰1.室戸で津波85cm.
1939 日向灘 6.5 大分県沿岸で小被害,宮崎県で死1.小津波があった.
1941 日向灘 7.2 大分・宮崎・熊本の各県で被害があり,死2,家屋全壊27.九州東岸・四国西岸に津波があり,波高は最大1m.
1968 日向灘 (1968年日向灘地震) 7.5 高知・愛媛で被害多く,死1,傷15,住家全壊1,半壊2,道路損壊18など.小津波があった.
1968 豊後水道 6.6 愛媛を中心に被害があり,傷22,家屋破損7,全焼1.道路の損壊や山崩れも多かった.
1975 熊本県阿蘇地方 6.1 阿蘇山外輪山内にある一の宮町三野地区に被害が集中した.熊本県で傷10,建物全壊16,半壊17,道路損壊12,山崩れ15.
1975 大分県西部 6.4 傷22,住家全壊58,半壊93,道路被害182など.
1987 日向灘 6.6 死1,傷6のほか,建物・道路などに被害があった.
出典:国立天文台編「理科年表Web版」, 丸善 (一部表現を割愛)

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2017年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布