M 4.1, 震源地:岩手県沖, 深さ約50km, 2018/01/09 13:43頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2018/01/09 13:49:07)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
3
岩手県下閉伊郡山田町 17,000 19
3
岩手県宮古市 59,000 13
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1854 陸奥 6.5 三戸・八戸で被害.地割れがあった.
1858 八戸・三戸 7.3 八戸・三戸で土蔵・堤水門・橋など破損.青森・弘前・陸奥・田名部・鰺ヶ沢・秋田で強く感じた.
1861 陸前・磐城 7.3 陸前の遠田・志田・登米・桃生等の各郡で特に被害が多く,潰家・死傷があった.江戸・新潟県分水町・長野・長万部・津軽まで有感.
1898 宮城県沖 7.2 岩手・宮城・福島・青森の各県で小被害.花巻で土蔵全潰1.小津波があった.
1901 青森県東方沖 7.2 青森県で死傷18,木造潰家8,秋田・岩手でも被害があった.宮古に波高60cmの津波があった.
2003 宮城県沖 7.1 深さ約70kmのスラブ内地震.震央の位置から三陸南地震とも呼ばれる.傷174,住家全壊2,半壊21.深いため次の地震に比べ被害は小規模.
2008 岩手県沿岸北部 6.8 太平洋プレートの正断層型スラブ内地震(深さ108km).死1,傷211,住家全壊1,半壊0(2009年1月現在).最大震度6弱(岩手県1村,青森県3市町,6強は後に取り消し)が観測されたが,短周期の揺れのため被害は比較的少なかった.
2011 三陸沖 (東北地方太平洋沖地震) 9.0 日本海溝沿いの沈み込み帯の大部分,三陸沖中部から茨城県沖までのプレート境界を震源域とする逆断層型超巨大地震.3月9日にM7.3 (Mw7.4)の前震,震源域内や付近の余震・誘発地震はM7.0以上が6回,M6.0以上が97回,死16278,不明2994,傷6179,住家全壊129198,半壊254238(余震・誘発地震を一部含む;2012年3月現在).死者の90%以上が水死で,被害の多くは巨大津波(現地調査によれば約40m)によるもの.最大震度7(宮城県栗原市),6強が宮城県13市町村,福島県11市町,茨城県8市,栃木県5市町だが,揺れによる被害は比較的大きくなかった.この領域では未知の規模で,869年貞観の三陸沖地震と1896年三陸沖地震級の津波地震が合わせて再来との見方がある.
出典:国立天文台編「理科年表Web版」, 丸善 (一部表現を割愛)

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2017年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布