M 4.2, 震源地:豊後水道, 深さ約40km, 2017/09/19 18:33頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2017/09/19 18:43:33)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
3
愛媛県西予市 41,000 20
3
愛媛県宇和島市 87,000 25
3
愛媛県大洲市 49,000 32
3
高知県宿毛市 23,000 56
3
愛媛県八幡浜市 40,000 21
3
大分県大分市 480,000 64
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1769 日向・豊後・肥後 7.8 延岡城・大分城で被害多く,寺社・町屋の破損が多かった.熊本領内でも被害が多く,宇和島で強く感じた.津波があった.
1793 長門・周防 6.3〜6.5 防府で人家の損壊が多かったという.
1841 宇和島 6.0 宇和島城の塀・壁など破損.四国・中国の西部と筑後で有感.
1844 肥後北部 不明 28日まで地震が多く,久住北里で特に強かった.杖立村で落石により百姓屋崩れる.
1854 伊予西部・豊後 7.3〜7.5 南海地震の被害と区別が難しい.伊予大洲・吉田で潰家があった.鶴崎で倒れ屋敷100,土佐でも強く感じた.
1857 伊予・安芸 7.3 今治で城内破損,郷町で潰家3,死1.宇和島・松山・広島などで被害.郡中で死4.
1905 安芸灘 (芸予地震) 7.3 広島・呉・松山付近で被害が大きく,広島県で家屋全潰56,死11,愛媛県で家屋全潰8.煉瓦造建物・水道管・鉄道の被害が多かった.1903年以来,この近くで地震が多かった.
1949 安芸灘 6.2 呉で死2.壁の亀裂,屋根瓦の落下など小被害があった.
1968 日向灘 (1968年日向灘地震) 7.5 高知・愛媛で被害多く,死1,傷15,住家全壊1,半壊2,道路損壊18など.小津波があった.
1968 豊後水道 6.6 愛媛を中心に被害があり,傷22,家屋破損7,全焼1.道路の損壊や山崩れも多かった.
1975 大分県西部 6.4 傷22,住家全壊58,半壊93,道路被害182など.
2001 安芸灘 (芸予地震) 6.7 フィリピン海プレート内部の正断層型の地震.いわゆるスラブ内地震(深さ約50km)で,呉市の傾斜地などで被害が目立った.被害は死2,傷288,住家全壊70,半壊774.
出典:国立天文台編「理科年表Web版」, 丸善 (一部表現を割愛)

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2017年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布