M 4.6, 震源地:埼玉県南部, 深さ約50km, 2017/09/14 09:27頃発生 (気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2017/09/14 09:37:53)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5-
5+
6-
6+
7
市区町村名 全て表示 全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
3
埼玉県飯能市 76,000 25
3
東京都中野区 250,000 11
3
埼玉県狭山市 140,000 17
3
東京都小平市 150,000 13
3
神奈川県横浜市港北区 290,000 31
3
埼玉県鴻巣市 92,000 30
3
東京都東大和市 63,000 16
3
埼玉県深谷市 140,000 52
3
埼玉県所沢市 270,000 11
3
東京都千代田区 1,200,000 18
3
東京都練馬区 460,000 8
3
東京都杉並区 380,000 11
3
東京都北区 300,000 13
3
埼玉県熊谷市 200,000 43
3
東京都調布市 180,000 17
3
埼玉県新座市 130,000 3
3
東京都清瀬市 59,000 6
3
東京都武蔵野市 170,000 9
3
埼玉県東松山市 83,000 32
3
埼玉県志木市 47,000 4
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1924 神奈川県西部 (丹沢地震) 7.3 東京・神奈川・山梨・静岡各県に被害があり,死19,家屋全潰1200余.特に神奈川県中南部に被害が著しかった.
1930 静岡県伊豆地方 (北伊豆地震) 7.3 2〜5月に伊東群発地震.この月11日より前震があり,余震も多かった.死272,家屋全潰2165.山崩れ・崖崩れが多く,丹那断層(長さ35km,横ずれ最大2〜3m)とそれに直交する姫之湯断層などを生じた.
1931 埼玉県北部 (西埼玉地震) 6.9 死16,家屋全潰207(住家76,非住家131).
1949 栃木県北部 (今市地震) 6.2 死10,住家全壊290,半壊2994,非住家全壊618.被害は石造建物に多く,山崩れも多かった.
1978 伊豆大島近海 (伊豆大島近海地震) 7.0 死25,傷211,住家全壊96,半壊616,道路損壊1141,崖崩れ191.前震が活発で,当日午前,気象庁から地震情報が出されていた.伊豆半島で被害が大きく,翌15日の最大余震(M5.8)でも伊豆半島西部にかなりの被害が出た.
1980 伊豆半島東方沖 6.7 群発地震の最中の最大地震.伊豆半島で家屋全壊1,一部破損17,傷7などの被害.神奈川でも傷1などの被害があった.
1983 山梨県東部 6.0 丹沢山地で落石があり,死1,傷8.山梨・神奈川・東京・静岡の各県で傷合計33,家屋全半壊2.
1987 千葉県東方沖 6.7 千葉県を中心に被害があり,死2,傷161.住家全壊16,一部破損7万余のほか,道路などにもかなりの被害があった.
出典:国立天文台編「理科年表Web版」, 丸善 (一部表現を割愛)

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2017年版地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布
再現期間50000年相当の計測震度分布