M 4.3, 震源地:鳥取県中部, 深さ約10km
2016/10/21 14:46頃発生
(気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2016/10/21 14:52:52)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度
頻度分布
1
2
3
4
5
-
5
+
6
-
6
+
7
市区町村名
全て表示
全人口:昼間 (人) 震央距離
(km)
4
鳥取県東伯郡北栄町 13,000 10
3
鳥取県倉吉市 58,000 4
3
鳥取県鳥取市 200,000 40
3
岡山県真庭市 49,000 36
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2013年版地震ハザード評価(モデル1))

50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
880 出雲 7.0 社寺・民家の破損が多く,余震は10月22日に至るも止まらなかった.この日京都でも強く感じたというがこの地震とは無関係で,規模ももっと小さかったとする説がある.
1710 伯耆・美作 6.5 河村・久米両郡(現鳥取県東伯郡)で被害最大.山崩れ人家を潰す.倉吉・八橋町・大山・鳥取で被害.死多数.
1711 因幡・伯耆 6.3 因伯両国で家380潰れ,死4.山崩れや田畠の被害があった.
1796 因幡 5.0〜6.0 岩美町で倉の壁が落ち,石塔倒れ,地下水の異常があった.余震が翌年正月まであった.
1925 兵庫県北部 (但馬地震) 6.8 円山川流域で被害多く,死428,家屋全潰1295,焼失2180.河口付近に長さ1.6km,西落ちの小断層二つを生じた.葛野川の河口が陥没して海となった.
1927 京都府北部 (北丹後地震) 7.3 被害は丹後半島の頸部が最も激しく,淡路・福井・岡山・米子・徳島・三重・香川・大阪に及ぶ.全体で死2925,家屋全潰12584(住家5106,非住家7478).郷村断層(長さ18km,水平ずれ最大2.7m)とそれに直交する山田断層(長さ7km)を生じた.測量により,地震に伴った地殻の変形が明らかになった.
1943 鳥取県東部 6.2 翌日にもほぼ同じ所に再震(M6.2),両方で傷11,建物倒壊68,半壊515.
1943 鳥取県東部 (鳥取地震) 7.2 鳥取市を中心に被害が大きく,死1083,家屋全壊7485,半壊6158.鹿野断層(長さ8km),吉岡断層(長さ4.5km)を生じた.地割れ・地変が多かった.
2000 鳥取県西部 (鳥取県西部地震) 7.3 陸域の横ずれ断層型地殻内地震.鳥取県境港市,日野町で震度6強(計測震度導入後初めて).傷182,住家全壊435,半壊3101.M7級の地殻内地震にもかかわらず活断層が事前に指摘されておらず,明瞭な地表地震断層も現れなかった.
出典:国立天文台編「理科年表Web版」, 丸善 (一部表現を割愛)