M 4.7, 震源地:岐阜県美濃中西部, 深さ約10km
2024/03/23 08:31頃発生
(気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度4 (*)

解析開始時点(2024/03/23 08:42:03)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度頻度分布
1
2
3
4
5
-
5
+
6
-
6
+
7
市区町村名 全て表示 全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
1
大阪府箕面市 130,000 141
4
岐阜県揖斐郡揖斐川町 22,000 23
4
岐阜県本巣市 35,000 25
3
岐阜県関市 90,000 36
3
愛知県一宮市 380,000 47
3
岐阜県山県市 27,000 27
3
岐阜県各務原市 150,000 40
3
岐阜県美濃市 21,000 32
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
全国
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
全国
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
全国
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
全国
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。
行政区名 全て表示
震度5弱以上
遭遇人口
震度5強以上
遭遇人口
震度6弱以上
遭遇人口
震度6強以上
遭遇人口
  大阪府箕面市        
全国および震度遭遇人口の多い都道府県と市区町村について掲載。震度遭遇人口が1?999人の場合は1000未満と表示。 全国、都道府県の値は、市区町村の値の合計と必ずしも一致しない。

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2022年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布

震源域付近で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1909 滋賀県東部 (江濃(姉川)地震) 6.8 虎姫付近で被害が最大.滋賀・岐阜両県で死41,住家全潰978.姉川河口の湖底が数十m深くなった.
1930 石川県西方沖 6.3 片山津で死1.ほかでは煙突破損等小被害,砂丘による崖崩れなど.
1945 三河湾 (三河地震) 6.8 規模の割に被害が大きく,死2306,住家全壊7221,半壊16555,非住家全壊9187.特に幡豆郡の被害が大きかった.深溝断層(延長9km,上下ずれ最大2mの逆断層)を生じた.津波は蒲郡で1mなど.
1948 福井県嶺北地方 (福井地震) 7.1 被害は福井平野およびその付近に限られ,死3769,家屋全壊36184,半壊11816,焼失3851,土木構築物の被害も大きかった.南北に地割れの連続としての断層(延長約25km)が生じた.
1952 石川県西方沖 (大聖寺沖地震) 6.5 福井・石川両県で死7,家屋半壊4など.山崩れや道路の亀裂などもあった.
1961 石川県加賀地方 (北美濃地震) 7.0 福井・岐阜・石川3県に被害があった.死8,家屋全壊12,道路損壊120,山崩れ99.
1963 福井県沖 (越前岬沖地震) 6.9 敦賀・小浜間に小被害があった.住家全壊2,半壊4など.
1969 岐阜県美濃中西部 6.6 死1,傷10,住家一部破損86.崖崩れが多かった.
1984 長野県南部 (長野県西部地震) 6.8 王滝村に大きな被害をもたらした.死29,傷10,住家全壊・流失14,半壊73,一部破損565,道路損壊258など.死者および建物流出は主として王滝川・濁川の流域などに発生した大規模な崖崩れと土石流によるものである.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛