M 4.1, 震源地:山口県北部, 深さ約20km
2024/05/02 08:20頃発生
(気象庁発表)

震度の分布 最大観測震度3 (*)

解析開始時点(2024/05/02 08:31:13)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。

主要都市の推定震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載)

最大(*)
観測震度
推定震度
頻度分布
1
2
3
4
5
-
5
+
6
-
6
+
7
市区町村名
全て表示
全人口:夜間 (人) 震央距離
(km)
3
山口県萩市 50,000 0
3
山口県長門市 35,000 20
最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。

行政区ごとの震度遭遇人口 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載)

推定震度5弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度5弱以上
推定値無し
推定震度5強以上の震度遭遇人口地図
推定震度5強以上
推定値無し
推定震度6弱以上の震度遭遇人口地図
推定震度6弱以上
推定値無し
推定震度6強以上の震度遭遇人口地図
推定震度6強以上
推定値無し
震度遭遇人口カラースケール
補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成27年国勢調査、平成26年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。

震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、
震度遭遇人口は表示されません。

J-SHISから公表している地震ハザード情報

防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2023年地震ハザード評価)

50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布

この地域で起こった過去の主な被害地震

発生年 地震名 M 被害
1596 豊後 7.0 前月より前震があったらしい.この日の大地震で高崎山など崩れ,八幡村柞原八幡社拝殿など倒壊.海水が引いた後大津波が来襲し,別府湾沿岸で被害.大分などで家屋ほとんど流失.「瓜生島」(大分の北にあった沖ノ浜とされる)の80%陥没し,死708という.
1676 石見 6.5 津和野城や侍屋敷の石垣などに被害.家屋倒潰133,死7.
1778 石見 6.5 那賀郡波佐村で石垣崩れ,都茂村で落石.安芸より備前まで強く震い,筑前で有感.
1793 長門・周防 6.3〜6.5 防府で人家の損壊が多かったという.
1857 6.0 城内で石垣などに小被害.市中でも小被害があった.
1859 石見 6.2 島根県一帯で強く,波佐村で山崩れがあった.周布村・美濃村・下道川村などで被害.家潰56.
1859 石見 6.0〜6.5 島根県那賀郡で強く,周布村でも潰家や地割れがあった.広島城内でも被害があった.
1872 石見・出雲 (浜田地震) 7.1 1週間ほど前から鳴動,当日には前震もあった.全体で全潰約5千,死約550,特に石見東部で被害が多かった.海岸沿いに数尺の隆起・沈降がみられ,小津波があった.
1898 山口県北方沖 6.2 見島西部で強く,神社仏閣の損傷・倒潰,石垣の崩壊があった.
1905 安芸灘 (芸予地震) 7.3 広島・呉・松山付近で被害が大きく,広島県で家屋全潰56,死11,愛媛県で家屋全潰8.煉瓦造建物・水道管・鉄道の被害が多かった.1903年以来,この近くで地震が多かった.
1997 山口県北部 6.6 陸域の横ずれ断層型地殻内地震.最大震度5強(益田市).傷2,住家全壊1,半壊2.
出典:国立天文台編「理科年表 平成29年」, 丸善出版 (2016), 一部表現を割愛